牛タンと言えば老若男女、みんなが大好きなお肉!
もしかしたら全肉の中でも一番愛されてるんじゃないでしょうか・・・?
特に寒い冬は厚切りにした牛タンを柔らかく煮込んだタンシチューは至福の贅沢。
でもタンシチューってレストランで出てくるイメージで、気軽に家では作れない気がしていませんか?
恐らくハードルとなるのはゴロゴロとした牛タンを入手することかと思います。
だってスーパーで売ってるのは大体焼肉用のスライスだし、そもそも100g700円〜800円くらいしますから高級品です。気軽に使えません。
でも今回ご紹介するこちらの「牛タン先」を使えばお家で格安のタンシチューが食べられますよ!
【こんな人にオススメ】
・いつものビーフシチューに飽きた方
・家でタンシチューをお腹いっぱい食べたい方
牛タン先ってどんな部位?
赤丸で囲った部分、牛タン「先」とは文字通り牛タンの先端部分になります。
舌は物を食べる時などよう動かす場所ですが先端部分は1番よく動かします。
また物とよくぶつかる部分でもあるのでしっかりとした強さが無くてはいけません。
そのため牛タンの中でも非常に「筋繊維が強い=固い部位」となります。
焼肉のド定番の牛タンですが、焼肉に利用されるのは真ん中から後ろで、1番後ろの根元部分は非常に脂が乗った柔らかい部位になります(値段も高い)。
一方このタン先は焼肉には固すぎて不向きです。
焼いて食べるのには不向きな部位というのは、実は煮込むと美味しい部位でもあります(スネ肉やスジが良い例)。
煮込む手間がかかるだけにタン先はあまり人気が無い部位ですが、その分非常にお買い得価格で買えるというメリットがあります。
なので牛タン先は格安でタンシチューを作るのにぴったりなのです!
気になる口コミ
楽天の販売ページの口コミ自体少ないのですが、ほとんどの方は美味しいと満足されているようでした。
1件だけ少し気になる口コミがあったのでご紹介します。
たっぷりの血と一緒に冷凍されています
楽天市場 商品販売ページより引用
(中略)
もしかしたらお肉分は600gくらいになるかもしれません…
1kgのお肉なので解凍してドリップは出てくるでしょうが、この方のはドリップごと冷凍されていたということなのでしょう。
冷凍のお肉を解凍しても40%もドリップで出てくることはまず無いとは思いますが、こちらも検証してみましょう。
評価
それでは各項目に沿って評価していきます。
なかなか牛タンの先部分だけを買うことは無いので基準が難しいですが。。。
価格評価 ⭐️⭐️⭐️⭐️(4/5点)
【今回の購入費用】
商品価格:1,280円(1kg)
送料 :1,000円
合計金額:2,280円
※送料は5kgまでは1,000円なのでまとめ買いすればもっとお得です。
私が楽天で同じ牛タン先の商品を色々見た限りではこの「松島ミート」の商品がkg単価1番安かったので⭐️4つ評価にしました。
あとは先端というあまり食べない部位ではあるけど、同じ「牛タン」として調理次第でとても美味しくなったのでコスパ的にも評価上げました。
送料入れずに100g128円は国産の鶏もも肉とか豚小間と同じ価格帯になってきますからね。
そう考えるとお得感あると思います!
品質評価 ⭐️⭐️⭐️⭐️(4/5点)
到着した商品がコチラ
ちょっと霜が多い気もしますが特に梱包や配送に問題は無いです。
1個の大きさは直径5cm×高さ5cmの円柱状のブロックがゴロゴロ入っています。
ちょっと嬉しいのが、割と1個1個が取れやすいのでうまくやればバラ凍結品のように使いたいだけ解凍して使うこともできそうです。
写真のようなブロック形状だけではなくて、厚さ2cmくらいの微妙な厚さの肉も混在しています。
個人的には大きさはなるべく揃っている方がいいですが、煮込んで崩れるような部位では無いので特に問題にはなりません。
冷蔵庫で1晩解凍しました。
思ったよりドリップが出ますね。
これが400gあるかと言うと確実に無いです。
1kg→600gという口コミの方の心配は無いでしょう。
そもそも「血と一緒に冷凍されている」ということはありませんでしたので、この方の場合は配送で何かトラブルがあって解凍→再凍結となったのかもしれません。
万が一そういった商品が届いた場合は衛生上問題がありますので、食べずに返品しましょう。
使いやすさ ⭐️⭐️⭐️(3/5点)
正直「牛タン先」という部位そのものが使いやすい部位ではないです。
とはいえ皮と剥いだり筋取ったり・・・という複雑な作業は不要で、ただ柔らかくするのに時間がかかるというくらいなので標準的な⭐️3つにしました。
私は「お箸でスッと切れる!」くらいのホロホロの柔らかさを目指したので圧力鍋でトータル1時間半は下茹でしました。
さらに野菜と一緒にコトコト30分煮たので2時間くらいは煮ましたが、目標の柔らかさにはやや及ばずと言ったところでした。
薄く切って焼いて食べたという口コミもあったのですがそちらは試していません。
次回また購入して検証してみたいと思います。
かなり歯応えある部位なので薄く切るのも一手間かかることを考えると、やはり⭐️3つが妥当ですね。
実食〜タンシチュー〜
出来上がったタンシチューがこちら。
ブロックの牛タンを使うので野菜もゴロゴロしている方が雰囲気出ます。
(やや牛タンが負け気味・・・)
長時間煮込むことで茹で汁に牛タンの旨みがめちゃくちゃ溶け出します。
なので市販の安いルーで作っても格段に美味しくなります。
全然伝わらないと思いますが、スプーンでも切れますよ・・・という写真。
スプーンで切ろうとすると結構抵抗を感じますが、口に入れて噛むとホロホロと崩れつつも適度な弾力があり牛タンの風味と旨みが口いっぱいに広がります。
(今回は手探りで作ったので、詳しいレシピは後日まとめます。)
嫁と2人で食べて3日分くらいはありましたので4人家族なら大盛り食べて1日分くらいでしょう。
手間はかかりますが大満足の味でした!
まとめ
牛タン、みんなが大好きだけど高価なイメージの食材ですが100g128円という値段なら気軽にチャレンジできるのではないでしょうか?
もちろん柔らかいタン元を使えば短時間でとろっとろの極上タンシチューになることは間違いありませんが、丸ごと1本買ったりしないと手に入らないし高いですからね。
安い分手間ひまかけて美味しく食べたい!というような料理好きにはぴったりの食材かと思います。
次回購入した際は薄くスライスしてネギ塩牛タンに挑戦してみます!
では今日も読んでくださりありがとうございました!
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